地方裁判所
2019年08月24日
今週の東京地裁(8/19〜8/23)
8/19(月曜日)
高裁民事:34件
高裁刑事:0件
知財高裁:0件
地裁民事:235件
地裁刑事:68件(1部×0 3部×11 4部×0 6部×10 7部×0 8部×0 10部×11 11部×0 13部×12 14部×0 15部×8 16部×0 17部×8 18部×8)
簡裁刑事:0件
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8/20(火曜日)
高裁民事:13件
高裁刑事:14件
知財高裁:0件
地裁民事:410件
地裁刑事:72件(1部×0 3部×7 4部×0 6部×10 7部×0 8部×0 10部×9 11部×0 13部×10 14部×0 15部×15 16部×0 17部×7 18部×14)
簡裁刑事:8件
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8/21(水曜日)
高裁民事:37件
高裁刑事:19件(1部×0 3部×5 5部×9 8部×5 11部×0)
知財高裁:6件
地裁民事:317件
地裁刑事:29件(1部×1 3部×0 4部×5 6部×0 7部×2 8部×7 10部×0 11部×4 13部×0 14部×2 15部×0 16部×8 17部×0 18部×0)
簡裁刑事:5件
地裁刑事14部 福嶋判事(出国)と島尻判事(ストーカー)
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8/21(木曜日)
チェックなしです。
(なんで行かなかったんだっけ??)
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8/22(金曜日)
高裁民事:0件
高裁刑事:14件
知財高裁:0件
地裁民事:330件
地裁刑事:29件(各部チェックは無しです)
簡裁刑事:4件
高裁刑事第5部 詐欺。著作権法違反の第一回を聴きました。
量刑不当で控訴したけど、新たな証拠提出が無かったので本人確認でほぼほぼ終わった。
刑裁で著作権法違反と知って興味津々で行ったけど、開廷してから5分無かったとおもう(笑)
知財高裁の判決といい、高裁ってこんな感じかと思ったので地裁じゃないと傍聴はダメだなと学習しました。
良かった事を強いて言えば、合議体が神組合せだったことでしょうか。(藤田裁判長・任介判事・幅田判事)
次回、判決。9/13 11:00〜 506号法廷
Twitterでもつぶやきましたが、過失運転致死事件の傍聴は別記事にします。
高裁民事:34件
高裁刑事:0件
知財高裁:0件
地裁民事:235件
地裁刑事:68件(1部×0 3部×11 4部×0 6部×10 7部×0 8部×0 10部×11 11部×0 13部×12 14部×0 15部×8 16部×0 17部×8 18部×8)
簡裁刑事:0件
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8/20(火曜日)
高裁民事:13件
高裁刑事:14件
知財高裁:0件
地裁民事:410件
地裁刑事:72件(1部×0 3部×7 4部×0 6部×10 7部×0 8部×0 10部×9 11部×0 13部×10 14部×0 15部×15 16部×0 17部×7 18部×14)
簡裁刑事:8件
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8/21(水曜日)
高裁民事:37件
高裁刑事:19件(1部×0 3部×5 5部×9 8部×5 11部×0)
知財高裁:6件
地裁民事:317件
地裁刑事:29件(1部×1 3部×0 4部×5 6部×0 7部×2 8部×7 10部×0 11部×4 13部×0 14部×2 15部×0 16部×8 17部×0 18部×0)
簡裁刑事:5件
地裁刑事14部 福嶋判事(出国)と島尻判事(ストーカー)
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8/21(木曜日)
チェックなしです。
(なんで行かなかったんだっけ??)
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8/22(金曜日)
高裁民事:0件
高裁刑事:14件
知財高裁:0件
地裁民事:330件
地裁刑事:29件(各部チェックは無しです)
簡裁刑事:4件
高裁刑事第5部 詐欺。著作権法違反の第一回を聴きました。
量刑不当で控訴したけど、新たな証拠提出が無かったので本人確認でほぼほぼ終わった。
刑裁で著作権法違反と知って興味津々で行ったけど、開廷してから5分無かったとおもう(笑)
知財高裁の判決といい、高裁ってこんな感じかと思ったので地裁じゃないと傍聴はダメだなと学習しました。
良かった事を強いて言えば、合議体が神組合せだったことでしょうか。(藤田裁判長・任介判事・幅田判事)
次回、判決。9/13 11:00〜 506号法廷
Twitterでもつぶやきましたが、過失運転致死事件の傍聴は別記事にします。
imirom at 22:06|Permalink│Comments(0)
2019年02月21日
【裁判員裁判】息子殺人 審理①
前回、妻の証言からとお伝えしましたが
裁判官からの質問があったので先に記載します
【裁判員裁判】息子殺人 新件審理
左右の陪席の質問もありましたが記憶が曖昧なので割愛します
裁判長の質問です
青字は被告人の証言です
- 息子さん(被害者とは言わなかった)は 精神疾患を治したいという意思はあった?
- あった。『僕は治したいんだ』『普通の生活を送りたいんだ』と言ってた反面、母親に対しては『なぜ僕を健康に産んでくれなかったんだ』『全部、アンタ(母親)のせいだ』とも言っていた
- 事件当日はなぜ息子さんは暴力をした?
- 息子の感情が高ぶっていて詳細な事は聞いていないが普段から日常のちょっとしたことがズレてたりすると感情が抑えられなくなってた。エアコンのリモコンに不具合があったからだと思う。使えないと怒っていたので
- 2Fに二人で上がったなのになぜ1Fに?
- 自分と話をしていて喉が乾いて水を飲んでくると言って下りて行った
- それで?
- 下から妻の悲鳴が聞こえた。尋常じゃない悲鳴だったので急いで下に降りた。妻が踞っていてこれは大変だと思って二人を引き離す行動をした。息子には2Fに上がるように強い口調で言った。妻に『病院へ行くか?』と聞いたけどとても返事ができる状態ではなかった
- 病院へ連れ行きましたか?
- 息子は『病院から帰ってきたら母を殺す』と喚いてましたが、妻の状態が心配だったので連れていきました。
- 病院から帰ってきて息子さんは?
- 通常の薬2種類としばらくして睡眠薬を1錠飲ませて寝るようにいった
- 飲んでどうなりました?
- ぐっすり眠った
- 薬を飲むとぐっすり眠れることは知っていた?
- 知っていた。だから飲ませた
- なぜ飲ませた?
- 毎晩、治療の為に飲ませていたが当日は少しでも苦しんで逝って欲しくないと思った。寝てても苦しいのかどうかは分らないですが
- (暫く考えて)......病院から帰ってきても息子さんは奥さんに手を挙げなかった?
- はい。
- それでなぜ息子さんを殺そうと思った?
- ......今までにない出来事が起こって妻が『殺されるか』『自殺するか』のどちらかだろう。妻を守らなくてはという考えに陥って『息子を殺そう』という考えに至った...のだと思う
- 私が聞きたい(『知りたい』だったかな?)のは母親への暴力から息子さんの就寝まで4~5時間ほどあって且つ病院から帰宅した母親に手を挙げなかったのに殺害したことがどうも繋がらないのですよ
- ......(考えながら) なにがきっかけというわけではなく20年ものこういったことの繰り返しがこういう結果になったというか妻を守るということしか頭になかった
えっ?裁判長は被告人が息子を殺さなければならない心情を理解できないってことですか??
この最後の質問の証言が裁判長に響かなかったため判決に影響が出ました。
そして被告人はこうも証言しました
息子の遺品を片付けていたら息子が書いたメモが見つかった。そこには『父親がいてくれて自分は幸せだ』と、あった。それはあの子の本音だと思う。毎晩、自分と話が出来る安心感があったのではないか。息子は自分に全面的に面倒を見て欲しいと言っていたので本人が望むのであればと思っていた。それが良かったかどうかはわからない。だが、自分の力不足でこうのような結果を選んでしまった。非常に申し訳ない事をした。地域の方にいろいろ迷惑をかけて家族にも大変な思いをさせてしまった。できることなら乗り越えて生きて行かなくてはならない
妻の証言です
- 自分と息子とは長年積み重なったものがあった
- 会話が上手に噛み合なかった
- 息子は自分と同じ意見じゃないとキレるというか自分と同じ意見を押し付けてくる
- だから自分の言う事を聞く耳を持たなかった
- 他人の前でも平気で暴力を振るったこともあってショックだった
- 病気を治すために病院へ付き添ったり地方都市の有名な病院で『認知行動療法』を行ったがすこぶる良くなった
- でもまた元に戻った
- いろいろな所へ相談したけど結局は話を聞くだけで解決には至らなかった
- 息子の存在が恐ろしかったから近所の施設で生活しててもいつ家にふらっと立ち寄るのかと思うと毎日が不安で仕方なかった
- 息子が家にいるときは廊下の隅でじっとして過ごしていた
- 主人がそばに居ないとどうやって生きていったらいいかわからない
妻の証言は次の日の朝一からでした。
1時間を超える弁護側の質問が終わって休廷するとおもいきや裁判長は裁判員の意思を確認した上でそのまま検察側の質問へと続きました。
私は涙が止まらずこれ以上、検察側の質問を聴くに耐えられないと思って退出してしまいました。
次回は判決です。
辛い傍聴記でしたが、最後まで読んでくださってありがとうございます!(感謝!)
imirom at 21:56|Permalink│Comments(0)
2019年02月20日
【裁判員裁判】息子殺人 新件審理
松本白鸚合議体による新件です。
午前中はイケメン裁判長の裁判を傍聴したので午後から傍聴開始しました
右陪席目的で気軽に入った法廷でしたがこんなにも重い裁判だったとは......(ずーん)
被告人:60代男性
被害者:40代男性
検察側:女性検事と鉄腕アトム検事(お初)
弁護側:おじいちゃん & 30代後半男性
『父親が息子(長男)を殺害』した案件です
検察側の質問による被告人の証言です
長男は10代後半から精神科病院に入退院を4回ほど繰り返していたけど、治療の途中で本人の強い意志で退院をしてきた。病名は脅迫性障害と統合失調症と診断されたが、性格的なものもあったと思う。
が、病気が治れば暴力的な行動がなくなると思っていた。
年齢を重ねるごとに治るどころか行動がエスカレートして行った。妻への暴言・暴力も天井知らずだった。
ここ2〜3年ぐらいから事あるごとに妻は『死にたい』と漏らすようになり『死んでも長男は葬式に呼ばないで』と繰り返し言うようになっていた。
また、長男の存在を非常に恐怖と感じていたので二人っきりにさせないような生活をしていた。
事件当日の全貌です
- 2Fに一緒に居たが1Fに下りていきなり拳骨で妻の頬を強打した
- 長男を2Fに上げていつものように2種類の向精神薬と睡眠導入剤を飲ませた
- 薬が効いていた様子で正座して枕元で長男の顔を見ていた
- その後軽いいびきをかいていたのを確認して電気ポットのコードで首をしめた
- 3分程度首を絞めたら動かなくなった
- 『終わったね、最後だね』などと声をかけて30分程度、長男の横に座っていた
- 別室で寝ていた妻を起こして『上で首を締めて殺した』『警察に行かないと』と声をかけた
- タクシーを呼んで管轄の警察署に行った
当日に起きた長男の暴力のきっかけは蒸し暑い夜でエアコンがガンガン効いていたがリモコンの調子が悪く温度調整が出来ない状態だった。リモコンが思うように使えないのでイライラしてる状態だった。
そこへ日常がいつもと違うことが起こると落ち着きがなくなる長男が妻への暴力へと矛先が向かった。
それはここ20年間続いた日常の一つだったが、まともに暴力を喰らったのは今回が初めて。
病院へ連れて行こうとしたら、長男が
『病院に連れて行ったらオレの暴力を言わないで』
『病院に行って帰ってきたら母を刺す』
などど、妻の命の危険性をこの時に強く感じたので長男の殺害をこの時に決めたかもしれない...と。
このままでは『長男が妻を殺してしまう』か『妻が自ら命を絶ってしまう』のどちらかだろうと感じた。
次回、妻の証言です
今回も読んでくださってありがとうございました!(感謝!)
imirom at 20:50|Permalink│Comments(0)
2019年02月15日
【裁判員裁判】殺人等 審理 その②
昨日の続きです
【裁判員裁判】殺人等 新件審理 その①
http://tungsten74.blog.jp/archives/15890222.html
緊急搬送された救命医の証言から始まります
【裁判員裁判】殺人等 新件審理 その①
http://tungsten74.blog.jp/archives/15890222.html
緊急搬送された救命医の証言から始まります
- 救急からの一報が入り体制を整えて搬送を待ってた
- 血圧が測れない、心拍数は通常より高いという理由から頻脈と判断
- 意識レベルが低下して『意識無し』と診断
- 輸血開始をした
- 傷をみたが多数あって、左脇と臀部の下が一番ひどい出血を起こしていた
- 血管造影CTを取った
- 内部の出血を止めるため緊急手術を行った
- 第8肋骨が切断されていた(ココ大事です!)
- 左脇の刺し傷は深さ9センチ、傷入り口2センチに達していた(ココ大事です!)
検察の質問が始まります
もうね、ホントしつこい。質問が。
(青字は緊急医の発言)
(赤字はワイのココロの悪魔w)
- 輸血の量は?
- (暫く考えて)12リットル弱
- 記録には11.3リットルとあります(だからどーした?)
- 傷を縫合したのになぜ血が止まらないのか (そーゆーこともあるって)
- 内蔵からの出血が止まらなかった
- 内蔵の出血はなぜ止まらないのか (外傷じゃないから縫えんのよ?)
- 凝固因子が足りないから
- 凝固因子がなぜ足りないのか (はい?)
- 出血多量だから
- でも輸血してんじゃん (マジで聞いてる?)
- 輸血には3種類あって赤血球・血小板・凝固因子があってそれぞれ輸血したけどダメだった。さらに血液凝固の機能が働かなかった
- なんで働かない? (もう質問ヤメロ!)
- 出血が多量で消耗していた
- 出血の量と凝固因子の量は比例してるのか(はぁぁぁぁ???それ、聞く?)
- 一般的に比例してると考えている
こーゆー質問って普通なの?質問した検察官がいきりたってるねーちゃんだから?
わかっててというか証言として取っときたいのかよーわからんけど、とりあえず高校生物からやり直して!
ついでにパワポの使い方ア○バで習ってこい! (ノ`Д´)ノ
あげく休廷中に書記官が弁護側にやってきて言った台詞が
『審理時間、予定より長引いてますから質問を簡潔に』
言う相手が違うくない? (゚Д゚≡゚Д゚)ゴルッホー!!!
(ニートの分際ではありますが、公務員相手に仕事したくねぇーと心底思いました)
死亡解剖した医師の証言と検察の質問です
検察の質問は中堅検察官でお祭り漢宮川検事(仮)のお隣に居た方でした
結構、温和な方で弁護側の質問に対してもゆる〜りと異議を投げかけていて好感持てました
- 左脇刺し傷と臀部の傷が致命傷
- 動脈を切っていないのでいわゆる『返り血』はそんなに浴びていない
- 左脇刺し傷の深さ9センチ?オレ、そんなこと言ってないし記録してない
- おまけに肺に達してて肺なんて膨張収縮を繰り返すのに測れるわけない
- 第8肋骨切断?記録がなきゃ切れてないよ。見逃す?うーん考えにくいなぁ
- それで?深さ9センチってだれが言ったの?
は?9センチってこの法廷に居る人みーんな思ってるんだけど、今更っすか?
『だれ?そんなこと言ったの』みたいなこと言ったらすかさずイケメン裁判長が制します
『検察が答える場面ではないです』
右手を出して答えようとした中堅検察官を止めます
痩せこけてキモチ悪くなってたとか言って置きながら
イケメン裁判長、この場面めっちゃカッコ良かった♡
(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
カッコいいアクションを見れて寒い中、裁判所に行ってよかったわー('▽'*)ニパッ♪
被害者女性の旦那さんの証言でございます
- なんとかパブで知り合った
- デートしてるウチに関係を持つようになり結婚した
- 在留資格を得る為の結婚だとは思わないようにしてた
- 被告人と妻の関係は気づかないようにしていた(疑っていた)
- 別の男性の存在は知らなかった
- 事件当日は刺された直後に電話があって従兄弟(被告人)にやられたと言った
- 自宅に帰ったら速攻、病院に連れられた
- 手術後に面会できたけど意識が無かった
- 被告人に対して云々より亡妻が帰ってこないのがツライ
被告人はじっと足元をみて微動だにせず証言を聞いていました
事件の傍聴はここまででした。
判決は聴きに行ったので後日、ブログに載せますね
実はお隣の法廷(松本白鸚合議体)で別件の殺人案件があってそちらへ......
これがまたツライ事件でして、駄ブログに挙げるべきか悩んでる次第でございます
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!(感謝)
imirom at 14:06|Permalink│Comments(0)
2019年02月14日
【裁判員裁判】殺人等 新件審理 その①
今回は念願のイケメン裁判長率いる合議体です(2回目)♡
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イケメン裁判長さんひとまわり小さくなられたような気がしますけど?
椅子の背もたれが肩から見えるんですよねー。お顔の頬も痩けてませんか?
二ヶ月振りの姿が痩せ過ぎでキモチわるくなってました(コラーッwww)
とまぁそんなくだらないコトを思いつつ......さて傍聴開始です
今回の案件は殺人容疑です
被告人:20代男性 国籍フィリピン
被害者:20代?既婚女性 国籍フィリピン→結婚後、日本
男女の三角関係ではなく四角関係が原因だったようです......なぜそうなった(泣)
被告人と被害者は母親が姉妹でいとこ同士だそうですが、被告人が被害者に想いを寄せて男女の関係を続けながら、被害者女性は移住権(?)取得の為に日本人男性と結婚します(器用な女性ですなー)
それを心良く思ってなかった加害者は関係を続けつつ......
なんと、なんと、被害者の女性は被告人と旦那さん以外の男性とも親密な関係になってしまいます(いや、もうなんでそうなっちゃうん?)
被害者はもう自分のモノにはならないと思った被告人は自宅の包丁を持って被害者宅の玄関先でいきなり20箇所近くを刺してしまいました。
その後、現場から逃走しますが自分で通報して警邏中の警官に連行され逮捕という経緯です。
被害者女性は事件数日後、出血性ショックによる多臓器不全でお亡くなりになってしまいました(悲)
検察側の言い分として
- 殺害目的で自宅から包丁を持ち出した
- 被害者女性を十数箇所いきなり刺した
- 男女の縺れの犯行?ンなもん関係ねー
- 犯行後、救急車を呼ぶことなく逃走
- 自ら110番通報したが自首とは言い難く情状酌量を考慮すべき案件ではない (ひえっ)
検察側、結構いきり立ってますなー(怖っ)
弁護側の言い分は
- 殺意はなかった
- 交際の縺れであった
- 包丁をちらつかせば素直に浮気相手の事を話してくれると思った
- 犯行の数日前から思い悩んで十分な睡眠が取れておらず普通の精神状態ではなかった
- 現場から逃げたのはパニックに陥って犯行時の記憶がないが刺したのは理解している
- 自ら110番通報し自首しているから情状酌量の余地は十分ある
- よって、傷害致死罪が妥当である
弁護側、結構むちゃですなー(あんぐり)
検察側による証拠説明ですが、事件当日のタイムラインをモニターに写したんですけど、傍聴人は誰ひとりとして読めなかったと思うよ。
おまけに裁判官・裁判員・弁護士、もうひとりの検察官もモニターが目の前にあったって覗き込んで説明聞いてたからね
ただ、表にすればいいってもんじゃないよ。まぁわかりやすいレジュメ用意してよねって公務員にそれは無茶な話ですよね(諦)
でもひとこと言わせて!
だれかあの鼻息荒い検察のねーちゃんにわかりやすいパワポのハウツーを教えてやって!
ワタシはというと説明中はヒマだったんで、イケメン裁判長をガン見してました♡
さて、警邏中に犯人を見つけた警察官の証人が始まりました。
- 緊急無線が入り現場へ急行指令があったが途中で被疑者確保に向かった
- 公園の植え込みにしゃがみ込んでいた
- 名前を聞いたら『はい』と答え、『人を殺した』と言った
- 任意を得てから持ち物調べたら身分証明書など持っていた
- パトに乗せて署に向かった
- 書類には『殺人未遂被疑者』と記載した
弁護側はなんで『殺人未遂嫌疑被疑者』と書いたのか『傷害致死罪嫌疑被疑者』と書かなかったのかと鋭く突っ込んでました。
まぁ、そこで傷害致死罪と書いとけば起訴の内容が変わってたんじゃないかと言いたい感じでした
次は救急搬送された病院の救命医と死亡解剖を行った医師の証言です
実はこのお二人の証言の食い違いが起こります。
今回も最後までお読みくださってありがとうございます(感謝!)
次回も読んでくださると嬉しいです
imirom at 08:00|Permalink│Comments(0)